平松恵梨医師が語る|美容医療と毎日の栄養で育む健やかな肌

平松恵梨医師が語る|美容医療と毎日の栄養で育む健やかな肌

1.はじめに

「肌をきれいにしたいけれど、どの施術を選べばいいの?」
美容医療を調べると、さまざまな機械や施術の名前が出てきます。選択肢が多いからこそ、迷ってしまいますよね。私が治療を考えるときは、お悩みとともに、今の肌の状態や、毎日のスキンケア、食事にも目を向けています。

それは、施術を受けた後に肌の中で働くのが、自分自身の細胞だからです。その働きを支える日々のケアや栄養も、美容医療とつながっています。今回は、肌づくりに関わるビタミンB群と、無理なく続けられるインナーケアについてお話しします。

2. 治療の後に肌をつくるのは自分自身の細胞

レーザーや高周波などの熱を利用した治療、たるみ治療、そして肌の質感を整える「肌育」。方法はそれぞれ異なりますが、こうした治療の中には、肌に働きかけてコラーゲンづくりを促すものがあります。

そのとき活躍するのが、「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」です。少し難しい名前ですが、コラーゲンなどをつくり、肌のハリを支える細胞と考えてください。治療が働きかけるきっかけになり、その後の肌づくりを細胞が担っています。

細胞が働くには、肌の材料となる栄養に加え、それを使うためのエネルギーやビタミンも必要です。ビタミンB群は、こうした身体の働きを支える栄養素のひとつ。だから私は、何の施術をするかと同じくらい、肌づくりに必要な栄養が不足していないかを大切にしています。

3. 肌の状態を整えてから必要な治療へ


たとえば、乾燥や赤みが気になったり、いつもの化粧品がしみたりするとき。すぐに刺激を加える治療へ進むよりも、まずは肌の状態を整えることを優先したい場合があります。

洗いすぎや刺激の強いスキンケアがないかを見直し、保湿や紫外線対策を整える。食事やインナーケアにも目を向け、必要に応じて、肌の負担を減らして炎症などに対応する「守りの治療」を取り入れます。

肌には、うるおいを保ち、外からの刺激を防ぐ「バリア機能」があります。こうした肌本来の働きにも配慮しながら、状態に合った治療を選んでいく。私にとって「守ること」は、次の治療に向けた大切な準備でもあります。施術の前日だけではなく、普段の生活から整えていきたいですね。

4. 肌の材料を生かすビタミンB群の役割

コラーゲンは、たんぱく質の一種です。食事で摂ったたんぱく質は、消化されてアミノ酸などになり、吸収された後、肌を含む身体の材料として使われます。その材料を身体の中で利用する仕組みを支えるのが、ビタミンB群などの栄養素です。

たとえば、ビタミンB6はアミノ酸を利用する「代謝」に関わります。代謝とは、栄養を身体に必要な形へ変えたり、エネルギーを生み出したりする働きのことです。B1やB2はエネルギーをつくる過程に、葉酸やB12は細胞の設計図となるDNAの合成に関わっています。

肌の材料を摂ることと、その材料を使えるように身体の働きを支えること。両方に目を向けると、ビタミンB群が肌づくりにも関係していることがわかります。「疲れたときのビタミン」という印象がある方も、少し見方が変わるのではないでしょうか。

5. インナーケアは毎日の食事を基本に

肌のための栄養補給は、まず毎日の食事から。忙しさで食事を抜いたり、ダイエットで食べる量を減らしすぎたりしていないでしょうか。たんぱく質だけに偏らず、エネルギーやビタミンなども含めて、必要な栄養を摂ることが基本です。

そのうえで、食事だけでは補いにくい部分にサプリメントを活用する。私は、こうしたインナーケアも、スキンケアと同じように肌を大切にする習慣のひとつだと考えています。

6. 美容医療と日々のケアをつなげて考える

美容医療は、肌の悩みに向き合うための心強い選択肢です。そして、その肌を毎日支えているのが、スキンケアや食事、睡眠などの積み重ねです。肌の状態に合った「守りの治療」と、必要な刺激を加える治療を組み合わせながら、身体の内側にも目を向ける。私は、そのつながりを大切にしています。

ビタミンB群を摂れば、必ずコラーゲンが増えたり、美容医療の効果が高まったりするということではありません。大切なのは、必要な栄養の不足を補い、細胞が働くための土台を整えることです。サプリメントは目安量を守り、ほかの製品との成分の重複にも気をつけて取り入れてください。

「次はどの施術にしようかな」と考えるときに、「今の肌や身体に、何が必要かな」とも考えてみる。そんな視点を持つことも、健やかな肌づくりの一歩です。美容医療と毎日のケアをつなげながら、ご自身の肌を長く大切にしていただけたらと思います。

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私が気に入っているのは、味が美味しいこと。これも、毎日続けるうえでは大切だと思うんです。身体のために何かを始めても、飲むたびに負担を感じると、続けにくくなりますよね。美味しく、気軽に飲めることは、日々の習慣に取り入れる後押しになります。

液体という形だけで吸収率の高さが決まるわけではありませんが、飲みやすさは選ぶ理由のひとつです。成分の内容とともに、自分の生活に無理なく取り入れられるかどうかも、大切にしていただきたいと思います。

また、Vitabaumには、ビタミンの粉末と液体を別々に保存し、飲む直前に混ぜる「二室式」の仕組みがあります。正式には「Two Chamber System」と呼ばれ、保存中の品質に配慮した設計です。

サプリメントは、何が入っているかだけでなく、飲むまでの品質にも目を向けたいものです。こうした容器の工夫にも関心を持って選んでいます。もちろん、保管方法を守ることも大切。高温多湿を避け、温度変化の少ない冷暗所で保管しましょう。

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PROFILE

平松 恵梨 医師

医師。医療法人社団羅美 La Vie clinic 統括院長。
麻酔科医・日本抗加齢医学会専門医。

美容皮膚科・美容外科・抗加齢医学を専門とし、『細胞から考える美容医療』を軸に、健康と美容の両面から一人ひとりに適した医療を実践。細胞や皮膚組織の働き、栄養状態を重視し、医学的根拠に基づいた自然な美しさを追求する。美容医療・スキンケア・エイジングケアをテーマに、学会や医療従事者向けセミナーなど、多数の講演に登壇。

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